当院の治療機器をご紹介致します。
遠赤外線治療器
効果的に体を温める手助けをしてくれます。
遠赤外線の効果は身体を深部から温め代謝を上げ、血行を良くします。
また、遠赤外線はマイクロ波とは違い、体組成に反応しない性質を持っているので、鍼治療時に鍼を身体に刺したまま身体を温めることができます。
慢性的な肩こり、腰痛などは、温めることで症状が緩和されますので、お困りの方や興味がある方はお気軽にスタッフにお申し付けください。
遠赤外線治療の特徴
遠赤外線の波長(8~14ミクロン)は、温感は低く感じても皮膚表面でのエネルギー吸引が大きく、心地よい暖かさが得られ、 体の表面を暖めるのではなくもっと深い体表から40~50mm深部を暖めることが可能です。体の深部まで温めることによって、 微細血管の拡張や血行を盛んにし、新陳代謝の活性化等に効果があり、また保温効果が非常に長く持続します。
牽引療法
牽引療法とは
首または腰を引っ張る治療法です。
- 狭くなった背骨の隙間を広げ、椎間板の圧力を減少させ、神経圧迫を取り除き手足の痛みや痺れを緩和します。
- 緊張した筋肉を緩めます。
頚椎牽引療法は首の牽引(引っ張る作用)と休止(緩める作用)を繰り返すことにより、筋肉や筋膜由来の痛みや頚椎症性変化によって起こる痛み、痺れを緩和する治療法です。
筋肉や筋膜由来の痛みは牽引のストレッチ作用で頚部の筋肉や筋膜、靭帯の緊張が取り除かれ痛みが緩和されます。
頚椎症性変化由来の痛みは頚椎関節の不適合性が改善され、椎間板の変性による椎間孔(神経の出口)の狭窄が拡大され、
局所の痛みや椎間板性の痛み及び神経性の痛みが緩和されます。
尚、頚椎の牽引時は頚椎の前弯(首の前方のそり)を取り除くために首を10~20°前屈し(顎を引いた状態で)牽引することが大切です。
牽引力は体重の1/5(体重50kgの人は10㎏での牽引力)を目安とし、10分間程度行います。
必要以上に牽引力を増したり、牽引時間を延長したりしますと、逆に頚部痛や頭痛や吐き気をもたらすこともありますので、要注意です。
顎、胸、腰、各椎骨の圧迫を取り除き神経の障害を和らげます。
牽引
読んで字のごとく、ひっぱる行為です。主に、首と腰です。(股関節をひっぱる場合もあります。)
代表的なものは、頚椎牽引と腰椎牽引です。
頚椎牽引
ようするに、首の骨と骨の間隔が狭くなっている場合、もしくは椎間板ヘルニアのように圧力がかかって神経を圧迫している場合、
首を丈夫にひっぱって、神経根の圧迫を除去し、また間隔を広げるのが目的の機器です。
さらにひっぱる事により、肩の周囲の筋肉の緊張の緩和もすることになります。
ですから、筋肉を引っ張って肩こりが改善する場合もあるし、肩こりの原因が骨の間隔の狭さから来ている場合には、効果を発揮するでしょう。
引っ張る強さとしては、おおむね8~10㎏前後が標準的です。あとはその方の体力や体型に合わせて、処方します。実際、軽いヘルニアの場合には牽引で症状の改善が大いに期待されます。
腰椎牽引
これは骨盤のベルトをまき、機械的に引っ張るものです。
筋肉や筋膜の病態からくるもの=いわゆるぎっくり腰のようなものは、筋肉が切れたり、炎症を起こしています。
炎症が治まって、慢性腰痛のようになった場合には、この牽引は良いかもしれませんが、急性期の時にはあまり期待されません。
骨の病態の時に牽引は効果を発揮します。
例えば、腰椎椎間板ヘルニアや、骨の間隔が狭くなる病態のことです。
これも、頚椎牽引のように機械的の引っ張ります。
各治療院や医院によって、ひっぱるタイミングなどは、細かくプログラミングされていますので、
これがっていうものはありませんが、引っ張る強さとして大体15~30㎏前後の力でひっぱります。
牽引療法は、骨の間隔が狭い場合に有効な治療法です。これも医師の処方を守って、正しく理解した上で行ってほしいものです。
稀に、骨粗鬆症の方で、骨に異常を来たす場合があります。
ES-520
Hi-Voltage
Hi-Voltageは高電圧による電気療法になります。
この電気の特徴は、もっとも多く整骨院で使われている干渉波や低周波よりも強い電圧が流れます。
これにより体の奥深くにある痛みの元にまで電気の治療効果が行き届きます。
この治療機器は従来の電気療法と比べて即効性が高く、痛みを軽減させることができるため、アスリートにとても重宝されていますが、 お出かけ前などに、気になる痛みを鎮痛しておくのも、その日を快適に過ごす有効な使い方です。
Hi-Voltageは関節痛の鎮痛・除痛効果。筋肉の収縮痛など。
運動をしたときに生じる怪我の治療に対して特化した治療機です。
MCR
MCR(マイクロカレント)は、微弱電流療法です。MCRの特徴は電気を感じない電気療法なので電気のビリビリ感が苦手な方でも安心して治療を受けることができます。
細胞レベルで組織を活性化させ、治療能力を促進させる最先端の治療法です。
この電気の治療によりベッカム選手は骨折した際、出場は難しいと言われたワールドカップにみごと出場し、
奇跡の復活をさせた治療機器として、有名になりました。
MCRは回復力を高める治療機なので、基本的にどんな損傷にも適応となりますが、
打撲や骨折の後療法、痛みの強いぎっくり腰など、あまり刺激を加えるのが良くない状況下にある怪我に対して用いるときこそ最もその特性を活用することができます。
EMS
EMSは上記2つのように電気の性質自体が特殊なわけではありませんが、EMSには筋力強化をさせてくれる働きがあります。
鍛えたい筋肉の部分にEMSを入れることにより筋肉に収縮運動を起こさせ運動効果を発揮します。
腰が痛くて整形外科に通っている患者様から「お医者さんに歩きなさいと言われた」と言う話をよく耳にします。
確かに理論的にはそうです。しかし、膝が痛い人にとって筋力が増強するほど歩くということはとてつもなく辛いことです。
EMSは座っていても寝ていても膝周りの筋肉に運動効果を出すことができるため膝に負担をかけることなく、筋力をつけることができます。
そのため、膝が痛い患者様でも安心して筋力強化をすることが出来ます。
このような症状にEMSは最適といえるでしょう。
ハイパーメドマー
空気の優しい力で下半身をむらなく揉み解すエアーマッサージャーです。
ハイパーメドマーは、血液の慢性的渋滞部分ともいうべき下肢静脈血の心臓への還流促進にすぐれた効果を発揮します。
循環系の改善を行うことによって、脚にたまった血液・リンパ液および余分な水分を効果的に中枢に戻します。
使用後はふくらはぎ、太ももの断面変化や体温の上昇が見られ、マッサージ効果が確認されます。
このような症状にお勧めします。
神経痛・筋肉痛・冷え性・足のむくみのある方など
マイクロ波治療器
マイクロ波治療器とは、マイクロ波(極超短波)を患部に集中照射して治療を行う機器です。
深部温熱刺激で局所に充血が起こり、新陳代謝を促進します。
関節の痛み、腰痛、頚部痛、腱鞘炎などに利用します。
金属類がある場合を除き、衣服の上からでも使用できます。
超音波治療器
1秒間に100万回もしくは300万回のミクロマッサージと呼ばれる「非常に高速で細かい振動」を生体に与えて、
拘縮・スパズムを軽減し、同時に生体内部で穏やかな熱を発生させることによって、新陳代謝を活発にすることができる治療器です。
急性疾患にも使用することが出来、浮腫・水腫・血腫の軽減も期待できます。
また、超音波治療による温熱作用はコラーゲン組織の伸張性のアップ、血流の増大、神経伝達速度の増大、疼痛の減少等に効果があるとされています。
干渉波
干渉波や低周波は整骨院で最も多く使われている電気治療機器です。
干渉波は文字通り、端子と端子の間全体に電気を干渉させて治療効果を出すというものです。
これにより、この電気療法は、幅広い範囲を治療することができるというのが特徴です。
そのため、干渉波は背中や腿など広い面積の治療に使われます。
ホットパック
ホットパックは体の局所的に一気に温めることによりその部分の血管が一気に拡張し、血液の循環を改善させる温熱療法の道具です。
血液循環の他にも温熱療法ではリンパの流れを良くして老廃物を排出する作用やスポーツの後などで一過性にカチコチになった筋肉を柔らかくする効果などもあります。