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著者:黎明総合院

鍼灸院でつわり改善を目指す妊婦向けガイド

■2025/08/12 鍼灸院でつわり改善を目指す妊婦向けガイド


つわりによる「吐き気や嘔吐」「食欲不振」「日常生活の困難さ」に悩まされていませんか?妊娠中の女性の約70~80%がつわりを経験し、仕事や家事、家族との時間さえも制限されてしまうことが少なくありません。特に重症化すると、【妊娠悪阻】と呼ばれる状態に至り、入院治療が必要になるケースも報告されています。

近年、つわりの症状改善策として注目されているのが、東洋医学の知見にもとづく鍼灸治療です。実際に、国内外の臨床研究では「鍼灸によるつわり症状の緩和効果」が明らかにされており、妊婦さんの約半数が鍼灸施術を受けて症状の変化を実感したという報告もあります。特に「足三里」「内関」などのツボ刺激が自律神経やホルモンバランスの調整に寄与し、身体への負担を軽減できることがわかっています。

「本当に安全なの?」「どんな鍼灸院を選べばいい?」といった不安や疑問も多いはず。本記事では、つわりの基礎知識から、鍼灸治療の理論・実際の施術例・セルフケアなど妊婦さんが知りたい情報を解説しています。

今の悩みを一人で抱え込まず、ページの最後まで読み進めることで、あなたに合った具体的な改善策や安心できるサポート方法が必ず見つかります。



つわりの基礎知識と妊娠初期の体調変化

つわりとは何か?症状の種類と現れ方
つわりは、妊娠初期に多くの女性が経験する体調不良のひとつです。一般的に妊娠5週ごろから始まり、12週ごろまでにピークを迎えることが多いとされています。代表的な症状には、吐き気・嘔吐、食欲不振、頭痛、眠気、そして全身のだるさなどがあります。

なかでももっとも多くみられるのが吐き気や嘔吐で、空腹時や特定のにおいを嗅いだときに悪化することが多く、食事が困難になる場合もあります。これに伴い、食欲不振や水分の摂取すら難しくなるケースもあり、体力の低下や脱水につながることもあるため注意が必要です。

また、妊娠初期から中期にかけては、日中でも強い眠気やだるさを感じやすくなります。これらは、体が妊娠に適応しようとする過程で生じる自然な反応です。
さらに、ホルモンバランスの変化によって頭痛が起こることもあります。特に初めての妊娠では、こうした症状に戸惑いや不安を感じる方も少なくありません。

つわりは、妊娠初期に体が新しい生命を迎える準備をしている証でもあり、一時的なものが多いですが、症状がつらい場合には医師や助産師に相談し、無理をせず身体を休めることが大切です。


つわりと妊娠悪阻の違い
妊娠初期に多くの妊婦さんが経験する「つわり」は、吐き気や嘔吐、食欲不振などの不快な症状を伴いますが、一般的にはある程度の食事や水分摂取が可能であり、日常生活に支障は出るものの、多くの場合は工夫しながら過ごせる範囲にとどまります。

これに対して「妊娠悪阻(にんしんおそ)」は、つわりの症状が重症化した状態で、体への影響が非常に大きくなります。特に明確な指標の一つとして、短期間、たとえば1週間以内に体重が5%以上減少することが挙げられます。また、水分すら摂れなくなってしまい、脱水症状が進行することで電解質バランスが崩れ、体力の著しい低下や全身の不調を引き起こすこともあります。

こうした状態に陥ると、自力での回復は難しくなり、医療機関での点滴治療や入院による管理が必要になる場合があります。妊娠悪阻は単なる「つわりのひどい状態」と捉えず、母体の健康にとって危険な兆候として早期に対処することが重要です。

もし、吐き気が一日中続く、水も受け付けない、体重が急に減ってきた、などの状態が見られる場合は、無理をせず、すぐに産婦人科などの医療機関に相談することが勧められます。早めの受診が、母体と赤ちゃん双方の安全を守る第一歩となります。


つわりがもたらす生活への影響
つわりは妊娠初期に多くの女性が経験する症状であり、日常生活に大きな影響を及ぼします。特に食事や水分の摂取が難しくなることで栄養バランスが崩れやすくなり、体力の低下や健康状態の悪化につながることがあります。さらに、吐き気やだるさによって通勤や外出が苦痛になり、仕事を休まざるを得ない状況も生じやすくなります。

また、体調不良によって家事や育児が思うように進まなくなり、家族に負担をかけてしまうことに悩む方も少なくありません。こうした身体的なつらさに加え、継続的な不調が続くことで気分が落ち込みやすくなるなど、精神的なストレスも大きくなります。

特に初めての妊娠の場合は、先が見えない不安や戸惑いも加わり、本人だけでなく周囲の理解とサポートがとても重要となります。つわりの症状が強く出てつらいときは、無理をせずにしっかりと身体を休めることが大切です。自分ひとりで抱え込まず、医療機関や家族、職場と相談しながら、できるだけ心身への負担を減らすことを意識しましょう。
鍼灸治療のつわりへの効果と東洋医学的アプローチ


鍼灸のメカニズムとつわり改善の理論
妊娠中のつわりは自律神経やホルモンバランスの変化が大きく影響しています。東洋医学では、身体の気・血の流れや臓腑のバランスの乱れが原因とされ、鍼灸はこれらを整えることで不調を改善します。自律神経のバランスを図る施術により、吐き気や嘔吐などの症状が軽減されることが期待できます。特に、交感神経と副交感神経の調和がポイントとなり、身体の緊張や不安感も緩和されやすくなります。妊婦の方々からも、施術後に胃のムカつきや倦怠感の軽減を実感した声が多く寄せられています。

つわりに効く代表的な鍼灸ツボと施術法 - 足三里・内関・裏内庭など具体的なツボ紹介と刺激方法
つわりの症状を少しでも和らげたいときには、東洋医学で用いられる「ツボ刺激」がセルフケアの一つとして役立つことがあります。なかでも代表的なツボには、足三里・内関・裏内庭などがあります。

足三里は膝の下、外側に位置するツボで、胃腸の働きを整えたり、全身の気力を高めたりする効果があるとされています。指で優しく押したり、お灸を使って温めることで、体全体のバランスが整いやすくなると言われています。

内関は手首の内側にあり、吐き気の緩和や自律神経の安定を促すツボです。ここを指でゆっくりと押したり、円を描くようにやさしくマッサージすると、つわりによる気持ち悪さが軽減されることがあります。

また、裏内庭というツボは足の裏の中央付近に位置し、胃のむかつきや胃痛を和らげるのに効果があるとされます。こちらも指先で軽く押すだけで十分で、寝る前のリラックスタイムに取り入れる方も多いです。

こうしたツボ刺激は、自宅でも簡単に取り入れられる安全な方法として人気がありますが、強く押しすぎたり、体調がすぐれないときに無理に行うのは避けるようにしましょう。自分の体調と相談しながら、無理なく続けることが大切です。


鍼灸治療の安全性と妊婦への配慮
妊婦さんへの鍼灸治療は、医療知識と経験を持つ専門家のもとで行うことで安全性が高まります。特に妊娠初期は身体がデリケートな状態のため、刺激が強すぎる施術や禁忌のツボを避ける必要があります。施術前には必ず体調や既往歴を丁寧に確認し、個々の状態に合わせて施術内容を調整します。施術時はリラックスできる体勢をとり、過度な圧迫や長時間の施術を避けることが重要です。妊婦の方は、施術を受ける前に医師や専門家への相談を推奨します。


鍼灸院の選び方と比較ポイント

妊婦でも安心の鍼灸院の特徴と資格 - 国家資格・女性スタッフ在籍・衛生管理を重視する理由
妊娠中の不調やつわりに対して鍼灸を受ける際には、安心して施術を任せられる鍼灸院を選ぶことがとても重要です。特に注目したいのは、施術を行う鍼灸師が国家資格を保有しているかどうかという点です。国家資格を持つ鍼灸師は、妊婦の体に起こるホルモン変化や血行の変化、胎児への影響などについて深く理解しており、安全性を考慮した施術が可能です。

また、女性スタッフが在籍している鍼灸院であれば、妊娠中の体調や気持ちの変化、デリケートな悩みも気軽に相談しやすく、精神的にも安心して通うことができます。加えて、衛生管理が行き届いているかどうかも見逃せない要素です。使い捨ての鍼を使用しているか、施術ベッドやタオル類が清潔に保たれているかなど、院内の衛生環境にも注目しましょう。

さらに、妊婦向けの施術実績が豊富であることも信頼の証です。妊娠初期から対応できるノウハウを持つ鍼灸院であれば、つわりの緩和や体調管理にも安心して取り組むことができます。

このように、資格・実績・環境の3点をしっかり確認することで、妊娠中でも安心して通える鍼灸院を見つけることができます。


つわり治療の施術の流れと通院計画

初回カウンセリングと体調チェックの内容 - 妊婦の健康状態把握と安全施術計画の立案
初めて鍼灸院を訪れる妊婦さんに対しては、まず丁寧なカウンセリングが行われます。このカウンセリングでは、妊娠の週数やこれまでの経過、つわりの具体的な症状、既往歴や持病の有無など、身体の状態や体質を詳細にヒアリングします。たとえば、吐き気や嘔吐、食欲不振、体重減少などのつわりの症状に加え、妊娠高血圧や糖尿病、甲状腺疾患といった基礎疾患の有無も確認されます。

さらに、日常生活の困りごととして、睡眠不足や食事の偏り、精神的ストレスなどについても丁寧に話を聞いてもらえます。これらの情報をもとに、必要に応じて東洋医学的な診断である脈診や舌診、血圧測定などを行い、妊婦さんの安全を最優先に考えた施術計画が立てられます。

このように、初回のカウンセリングでは一人ひとりの体調や悩みに寄り添いながら、安心して施術を受けられる環境を整えることが重視されています。妊婦さんがリラックスして通院できるよう、心身の状態を細やかに把握し、無理のない施術内容が提案されるのが大きな特長です。

鍼灸施術の頻度・期間と効果の目安 - 症状別の通院スケジュールと期待される改善時期
鍼灸によるつわり治療は、妊婦さんそれぞれの症状の重さや体質によって、通院の頻度や期間が変わってきます。一般的には、症状が強い場合には週に2回ほど通うケースが多く、状態が落ち着いてくると週1回程度にペースを減らしていきます。症状が軽めの場合は、2週間に1回程度の施術でも効果が期待できる場合があります。

個人差はありますが、多くの方は3〜5回の施術を経て徐々に体調の変化を実感し始める傾向があります。症状が重い方では、2〜3週間の継続で明らかな改善がみられることもあり、中程度であればおおむね1ヶ月を目安に安定してくるケースも少なくありません。また、軽度の方であれば、1〜2回の施術だけでも症状の緩和を感じられることがあります。

早期の改善を目指すには、体調の変化に合わせて通院スケジュールを柔軟に調整することが大切です。施術中や合間のタイミングで気になることがあれば、遠慮なく相談することで、より無理のないペースで安心して治療を継続できます。

施術後のアフターケアとセルフケア指導 - 自宅でできるお灸や生活習慣改善法の提案
鍼灸施術の効果をより長く持続させるためには、施術後のアフターケアや日常生活でのセルフケアが非常に大切です。鍼灸院では、つわりの緩和に役立つお灸やツボ押しなど、自宅でも無理なく取り組めるケア方法について丁寧に指導しています。

たとえば、足三里や内関といったつわりに効果的とされるツボには、自宅でのお灸を活用することで、胃の不快感や吐き気をやわらげる効果が期待できます。また、生活習慣の見直しも重要で、十分な休息をとりながら、バランスの良い食事を心がけたり、体調に応じて軽い散歩などを取り入れると、自律神経の安定にもつながります。

さらに、妊娠中は水分が不足しがちになるため、こまめな水分補給と胃にやさしい食事内容を意識することが、体調の維持に効果的です。ストレスをためこまないことも大切なポイントで、好きな音楽を聴いたり、ゆっくりとした時間を過ごすなど、リラックスできる習慣を取り入れることが推奨されます。

こうしたセルフケアは、妊婦さんが安心して日々を過ごすための大切な支えとなります。専門スタッフがそれぞれの体調や生活リズムに合わせて、安全で無理のない方法をアドバイスしてくれるので、初めての方でも安心して取り組むことができます。



院概要
院名・・・黎明総合院
所在地・・・〒077-0835 北海道札幌市東区北35条東15丁目1−17
電話番号・・・011-704-7171



 

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