症状

首の症状

首には大小の筋肉(片側で10種以上)と、両肩と背中から首につながる筋肉(片側だけで約10種)により首(頚椎)と頭部を支えています。
不良姿勢や、普段の動作で違和感を感じ、ある瞬間から、又は徐々に首に違和感を感じ始める方が増えてきています。

> 交通事故 むちうち

交通事故の中でも、追突による事故の中で一番多い症状がこの「むちうち」です。

事故の後、病院や接骨院・整骨院で診察を受けた際、「むちうち」と診断されたり「頚椎捻挫」と診断されたりというケースがあると思います。

「むちうち」とは

一般的にいう「むちうち」とは何か?
調べてみると「むちうち」とは”事故の衝撃によって生じる様々な首の症状を総括して表現したもの”だそうです。
むちうち症、またはむちうち損傷と言われることもあります。

軽度の症状では、首の痛み、コリ、めまい、頭痛などを感じたり、重度の症状になると、
手足の麻痺や言語障害をきたすこともあります。
厄介なのは、事故直後はその興奮と緊張で痛みを感じることが少なく、
数日(1週間~10日位)経ってから症状が現れる場合が多いことです。

むちうちで気をつけなければならないのは、寝違えの痛みと似ていても損傷度合いが全く違うということです。
むちうちを引き起こす首の筋肉は、頭を支える役割を担っています。
そして、首の筋肉は多くの筋肉によって支えられているため、少しぐらい痛めても痛みを感じにくいのも特徴です。
損傷はしているにも関わらず、痛みを感じない損傷であること。
これにより、患者さんは知らず知らずのうちに首に負荷をかける動作を日常生活のなかでしてしまい、損傷をひどくさせてしまうのです。
これが時間が経過してから痛みが出る原因となっています。

後遺症とは

次に後遺症とは。
よく「これ、むち打ちの後遺症なんだ。寒くなると痛むんだ」などと友人から聞いたことはありませんか?
これは、首の筋肉など損傷度合いにもよりますが、受傷後に早期のアイシング、固定、治療などをし、
十分に休むことが出来なかったことが原因で残ってしまうものです。
または、痛みが取れたもののツッパリ感=筋緊張をしっかりと除去しなかったなども原因になります。

このように、事故後から時間が経過しすぎてしまうと交通事故との因果関係がはっきりしづらくなってしまうケースも多いので、 多忙な方も時間を作って必ず近くの整骨院や病院に受診されることをおすすめいたします。

治療法は

急性期ではアイシング、マイクロカレント療法、超音波療法、コルセットやテーピングによる固定、
鍼灸治療など(但し鍼灸治療は保険会社の同意が必要です)を、症状によりますが
その後1週間位で急性的な痛みが落ち着いてきたら、次のステップの治療です。

牽引療法、ハイボルテージ療法、手技療法などを行います。
それぞれの患者さんの症状に合った治療プログラムを作り治療させていただいております。

また、必要と判断した場合や希望があればレントゲンやMRIやCTなど、
提携している病院などご紹介しておりますので、
ご自身でも納得した上で治療を受けていただけます。

何かありましたらお気軽にいつでもご相談ください。

肩の症状

肩は多くの筋肉から構成されています。デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けていると、肩付近の筋肉に不快感や 痛みを訴える肩こりの症状が現れやすく、現代生活での様々な肩の違和感を感じる方が増えています。

> 五十肩

50歳代になると突然肩が痛くなって、腕が上がらなくなるのが「五十肩」、と認識されていると思います。
でも実際は、20代30代の人も「五十肩」になることがあるのです。

「五十肩」とは

一般的に言われる「五十肩」に相当する損傷は、実は何種類(石灰沈着性腱板炎、肩峰インピンジメント症候群、癒着性肩関節包炎など)もあって、原因も様々です。
それらを総称して医学用語で「肩関節周囲炎」と呼ばれています。

人の肩の関節は、例えば指の関節などと比べると柔軟にできています。
指の関節はしっかり固定されているから、一方向にしか動きません。
でも、肩の関節「肩をまわす」ことができるように他方向に動きます。
その分、多くの靭帯や筋肉が複雑に入り組んでいて靭帯や筋肉に負担がかかっているのです。

加齢や頻繁に運動させないことが原因で、肩関節の周りの筋肉が固くなっていきます。
するとそれがきっかけとなって骨の動き方のバランスが崩れ、関節の周りに炎症が起きてしまうのです。
これが神経を刺激して「突然激痛がはしる」ことがあります。

しかし、五十肩ははっきりした原因が分からないのも特徴で、症状も様々です。
多くの本や雑誌で「五十肩の対処法」が掲載されています。
「急性期には冷やして安静にし、慢性期からは温めて動かす」など・・・。
ですが、自己対処ではその時期の”見極め”がなかなか難しいものです。

黎明総合院では、いわゆる「五十肩」でも、患者様のそれぞれの原因や症状に合わせた治療や運動のアドバイスを的確な時期にご提供しています。
五十肩の治る期間は個人差があり、遅い人では2年以上かかる場合もあります。適切な治療と運動で、早い回復を目指しましょう!

腕・手の症状

腕は肘を境に肩に近い方を上腕、手の方を前腕と呼びます。 コンピュータの普及やスポーツなどにより、職業病と呼ばれる過労の慢性疲労などがあります。

> テニス肘

一般的に「テニス肘」と呼ばれている症状は、専門的には「上腕骨外側上顆炎」「上腕骨内側上顆炎」といいます。

言葉は少し難しいですが、要するに肘の外側(手を伸ばして手のひらを上にしたときの親指側)が痛くなるのが「外側上顆炎=バックハンドテニス肘」、
肘の内側(同じく小指側)が痛くなるのが「内側上顆炎=フォアハンドテニス肘」です。

メカニズム

では、テニスのプレーで痛くなるメカニズムを見ていきましょう。

【外側上顆炎=バックハンドテニス肘】・・・ゴルフ肘とも言います。
ボールを打つ瞬間に手首を内側(手のひら側)に返して、その反動で(内側から外側に反らせて)バックハンドを打つと、
肘の外側の前腕伸筋群が強い伸びと収縮を受けて腱の部分にストレスがかかります。
その繰り返しで腱に微細な断裂が起きて痛みが発生します。

【内側上顆炎=フォアハンドテニス肘】
ボールを打つ瞬間に手首を後ろに反らし、その反動でラケットヘッドを前に動かすようにボールを打っていると、前腕屈筋群の付け根の腱がダメージを受けます。

これが主なメカニズムです。

テニスをする人だけではない

「テニス肘」といっても、テニスをする人だけに見られる症状ではないことを強調しておきましょう。
黎明総合院に通院されている患者様でテニス肘の方は、ゴルフをされている方・コックさん・主婦・ピアノの先生・事務仕事の方・・・など様々です。
共通しているのはお分かりの通り、「手や腕を酷使する」という点です。

ほとんどの方は、外側に痛みが出ます。
つまり、ほとんどの患者様が【上腕骨外側上顆炎=バックハンドテニス肘】なのです。

なぜなのか?
想像してください。
コックさんや主婦の方がお料理でフライパンを返す様子、パンをこねる様子、雑巾をしぼる、
ジャムの缶をひんって開ける、事務仕事中に棚に置いてある重いファイルを取る様子
・・・いずれも手首を甲側に反らせて作業しています。
このような作業の繰り返しにより、痛みが出てしまうのです。

治療法

このような痛みに対し、黎明総合院の治療アプローチとしては、主なものが鍼通電によるマイクロカレント(微弱電流)療法です。
痛みが強いうちはこの治療方法が一番近道でした。
マイクロカレント療法とは筋肉に非常に低出力の電流を流して細胞の活性化をはかり、治癒力を高めていくという方法です。

中には「鍼は苦手・・・」という患者様もいらっしゃいます。
そのような方には、鍼ではなく電気パッドを患部に当てて微弱電流を流していきます。
ですが、今までの患者様の治療経過を見てみると、やはりパッドでの通電よりも鍼による通電の方が治癒までの近道のようです。

腰・背中の症状

人は直立歩行をしているため、腰の骨やその骨の間にある神経や軟骨、腰の周りの筋肉に負担がかかっています。 無理に姿勢を変えたり急に重いものを持ち上げたりすることで、腰骨の神経や軟骨の損傷の原因になります。

> ぎっくり腰

ぎっくり腰-よく聞く名前ですが、これは一般名称であり専門用語では「急性腰痛症」といいます。

下に置いてある荷物を持ち上げようとした時にギクッ
朝、洗顔しようと思って前かがみになった時にギクッ
後ろから呼ばれて振り向いた時にギクッ
突然くしゃみが出た瞬間にギクッ

ひどい場合には、痛みが強すぎて自分の力では動くことすらできなくなってしまいます。
このように様々な、本当にふとしたきっかけで思いもかけずなってしまうぎっくり腰。

しかし!よく覚えておいていただきたいのは、その根底には長い間の腰への負担があるということ。
その上で、ふとした動作が腰痛の引き金となることが多いのです。

普段から腰の重さやだるさがあるということは、腰まわりの筋肉が緊張している(硬くなっている)状態・ ふとした瞬間にぎっくり腰になりやすいのは、このように緊張状態にある腰と言えます。 イメージ的にもぎっくり腰で思い浮かべるのは、体の柔らかい小学生というより体の硬いお父さんですよね。 ですから、普段から腰が重い・だるいという方は要注意です。ぎっくり腰予備軍なのです。

ぎっくり腰になってしまったら

では、ぎっくり腰になってしまったら?

一にも二にも「安静」です。
痛めた箇所が一番楽に感じる姿勢で(大体の場合は、脚をくの字に曲げた状態で横向きに寝る姿勢で)安静に。
そして冷やしてあげましょう。

炎症は約48時間~72時間ほどで治まる場合がほとんどですので、その処置で痛みは引いていくでしょう。
ただ、痛みが引いたから治ったわけではありません。
痛みが引くとそのままにしてしまうので「ぎっくり腰がくせになる」と言われるのです。
「痛みが鎮まる」と「ぎっくり腰(腰痛)が治る」はイコールではないのです。

なぜなら、痛みは治まってもまだ腰の筋肉の緊張(硬さ)や収縮が残っているからです。
これを取ってあげないことにはまたいつ痛めるか不安な状態にあるのです。
そのような症状に対して私たちは電気治療やマッサージ治療・ストレッチ指導など行っていきます。

> 腰椎椎間板ヘルニア

家事やスポーツをしている最中、中腰で物を持ち上げたり物を拾ったりすると
突然、立っていられないほどの激痛が走り、その場にうずくまってしまう・・・
いわゆる「ぎっくり腰」。その原因のひとつとして考えられるのが「腰椎椎間板ヘルニア」です。

腰椎椎間板ヘルニアを説明するにあたり、まず背骨はどのような構成になっているのか見ていきましょう。

人間の背骨は24個の骨で構成されています。その骨と骨の間には、クッションの役割を果たす椎間板と呼ばれる軟骨が存在します。
この椎間板は、繊維輪(周りの硬い部分)と髄核(中心部)で構成されています。
イメージしていただきやすいのは、繊維輪(周りの硬い部分)をバームクーヘンだとすると、
髄核(中心部)はそのバームクーヘンの中央の穴の中にゼリー状のビー玉が入っている・・・という様子です。

「ヘルニア」とは

ここで本題に入りましょう。そもそも「ヘルニア」とは?
「ヘルニア」を辞書で調べると・・・
ヘルニア[hernia]臓器の一部が本来あるべき腔から逸脱した状態、と書き記されています。
椎間板ヘルニアとは、繊維輪(バームクーヘン)に亀裂が生じて髄核(ゼリー状のビー玉)が、繊維輪を破って飛び出したことを言います。
この飛び出した髄核が脊髄神経を圧迫することで、”腰痛”のような痛みを感じる症状が出てくるのです。

では、なぜヘルニアになってしまうのか?
第一に考えられる原因が「老化」。
骨と骨の間にある椎間板も、皮膚などと同じように老化していきます。
すると、クッションが長い間使っているとペチャンコになってしまうように弾力がなるなり、体重が支えられず髄核が繊維輪を破って神経を圧迫してしまうのです。

次に「外傷」。例えば、重いものを持ち上げたり、ひっぱったり、体をひねってしまった、
仕事中ずっと座ったまま(不良姿勢を繰り返している)・・・などの要因で、
椎間板がその圧力に耐えることが出来ずに破綻してしまうことがあります。

椎間板ヘルニアからくる症状の代表的なものは「腰痛」。
腰以外にも、腎部痛、下肢痛、下肢のしびれもあります。
重度の場合は歩行困難、排尿困難などにもなります。

椎間板ヘルニアの種類

椎間板ヘルニアは、大きく分けると二つの種類があり、下記の特徴があります。

脱出型ヘルニア:
繊維輪にヒビが入り、そこから中の髄核が完全に飛び出してしまうタイプ。
激しい症状のわりに、数ヶ月で症状が軽くなる。
膨隆型ヘルニア:
髄核は繊維輪から飛び出さず繊維輪と髄核が一緒に膨れてしまうタイプ。
症状が長引くケースが多い。
治療法

急性期は、ハイボルテージで痛みを取り除きます。
また、日常生活の中でもコルセットをし、安静にしているのが一番です。
急性期を過ぎたら、干渉波やマッサージ、ストレッチの指導を行っています。
急性期を過ぎてもしびれの残る場合は、牽引も効果的です。

ヘルニア=手術?というちょっと怖いイメージをお持ちの方もいらっしゃったでしょう。
実際、椎間板ヘルニアの多くの場合は数ヶ月でよくなります。が、放っておくのは禁物。
腰に違和感を感じたり、急に痛めた場合は、我慢せずに一度ご相談ください。

足の症状

人は絶妙なバランスで直立し、二足歩行しています。両足に同じように体重がかかり、さらに足の裏でも前後同じように体重がかかっていなくてはなりません。 このバランスが崩れ片足だけに体重が多くかかると、その足の股関節や膝、足首といった関節に負担がかかり、痛みが出たり、膝に水が溜まったりしてしまいます。

> ランナー膝

ランナーの中には膝に何らかのトラブルを抱えている方が少なくありません。
一般的に「ランナー膝」といわれています。

> 足首の捻挫

捻挫をしてしまった場合は、最初の処置が非常に大切です。
最初の処置で、痛みが早く取れるか、また痛みが残らないかが決まってきます。
まず、自分で出来ることは「とにかく氷で冷やす」ことです。
間違ってもお風呂で温めたりしないようにしましょう。
そして一時も早く治療院に受診されることをおすすめします。

治療法

基本的にハイボルテージ療法、マイクロカレント(微弱電流)療法、固定の3つです。
ハイボルテージ療法やマイクロカレント療法は、現在全日本の柔道選手、全日本女子バレーボールチームなど数多くのトップアスリートが使用しています。
「最近の選手は怪我をすると復帰が早いなぁ・・・」と思われたことはありませんか?
そんなトップアスリートと同じ治療を一般の患者様に行っています。
また、捻挫した当初は固定(テーピング)を行います。患部を安静にさせるのとそれ以上傷めないようにすることが目的です。

本当は、捻挫の急性期はギプスでガチガチにして「絶対安静」にするのが完治に向けての最短ルートです。
ですが、社会生活を営んでいる患者様はそういうわけにはいきませんので、
黎明総合院では必要最低限の固定をして、なるべく日常生活に支障をきたさないように心がけています。

> 肉離れ

寒い季節になると増える疾患のひとつで、肉離れとは筋肉の損傷や部分断裂のことを言います。
代表的な部位としてはふくらはぎや腿(もも)の後ろが挙げられます。

各種お取扱い

・各種健康保険
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(国保・協会健保・共済等)
・交通事故、労災、生保
交通事故での受傷も整骨院で治療することができます。
相手側の保険治療の場合、基本的に患者様の費用負担はありません。
後遺症でお悩みの方も、一度お気軽にご相談ください。
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