当院のホームページを見た30歳代前半の男性が、昨日の夕方、突然片方の耳が聞こえにくくなって来院されました。
話を伺うと、午前中に耳鼻科で受診してきたとの事でした。
※(当院の耳鳴り等の鍼灸治療は、どこよりも早期に改善することが出来ます。)
その結果、
突発性難聴と
診断され、早速ステロイドの点滴をしますと言われたそうですが、丁重にお断りしてきたそうです。何やら、リウマチを患った家族がステロイドの副作用によって悪化してしまった辛い過去があるため、それ以来、薬を容易に飲まないように生活をしてきた、と話していました。
突発性難聴の場合、大概の方は耳鼻科を受診されて、そこでの治療の結果が思わしくなく、針灸院に来院されるケースが多いので、非常に心に残る患者さんとなりました。
この患者さんは、比較的早い段階からの針灸治療を始めたことで、
4回(4診)の治療で
完治しましたが、突発性難聴の治療で重要なのは早期の治療です。2週間以内で治癒すればよいのですが、それ以上の日数がかかったり、2か月3か月と長引けば長引くほど、病状が改善しない場合は治癒率が極端に低下してしまいます。
突発性難聴とは
感音性難聴の一種ですが、音を聞くとき、中耳の耳小骨から伝わった振動は内耳蝸牛リンパ液に伝えられ、有毛細胞という細胞を振動させて、脳へ伝わる電気信号へと変換されます。突発性難聴は、この有毛細胞が障害されることで起こります。なぜそうなるのか、未だに原因ははっきりしません。
この疾患の特徴としては下記の通りです
● いつ、どこで起こったのかわかるほど劇的に症状が現れる
● 全く聞こえないわけではなく、耳が詰まったような感じになる
● 片方の耳だけになる(ごく稀に両方に発症)
● 耳鳴りや、めまいを伴う人も多い
いずれにしても突発性難聴の方は、発症前に精神的、肉体的ストレスを抱えている方が多いことが知られています。
また、突発性難聴は40~50歳代に多く発症します。最近では20~30歳代の若い方や高齢者にも増加の傾向があり、年間3万~4万人の方が突然発症します。
眩暈(めまい)が激しいときもありますが反復はしません。もし反復すれば聴神経腫瘍などの脳腫瘍を考慮する必要があります。
髙橋院長による耳鳴り・突発性難聴等のプロフェッショナルセミナー
東洋医学(漢方)の
考え方では、原因のはっきりしない耳の不調は
❶ 腎気の衰え ❷ 気の巡りが悪い ❸ 水分代謝が悪い など、
腎を基本として「
気・血・水」
の不調が加わった病態と考えます。
腎気の衰えとは、老化を主原因とし、耳は遠くなる、耳鳴りなどの様々な症状が現れて、生命エネルギー源である「精」は年齢を重ねるごとに自然に衰退していくと考えます。
気の巡りが悪いとは、耳鳴りや不安感を伴うといった気逆症状が特徴で、ストレスを調節する「肝」を鎮めることが肝要と考えられています。
水分代謝が悪いは、水の代謝が悪くなり、体内の余分な水や粘りのある物質が溜まることで耳の閉塞感や耳の聞こえが悪くなり、耳鳴りを生じさせます。
上記症状だけの、東洋医学(漢方)的理論だけで針灸治療を患者さんに施術している治療家もたくさんおりますが、どうもこの疾患だけは、うまくいかないことが多いような気がします。
【
新鍼法黎明流】
黎明総合院の
耳鳴りや
突発性難聴の
鍼灸治療法は、西洋医学(現代医学)と 東洋医医学(漢方)との融合をはかり、長年の研究と数多くの臨床経験によって構築した画期的な効果をもたらすものです。また、当院独自の検査法を用いて多彩な病状の原因を見出し、ひとり一人に合わせた的確な鍼灸処置法を行い
「治る身体」に導いて行きます。投薬治療の副作用や習慣性を避けて、東洋医学(漢方)の鍼灸治療を希望される方が、最近多くなっています。
たくさんの患者さんが耳鳴りや突発性難聴が治り元気になられておりますので、上記疾患で悩み苦しまれている方は、お電話でご予約の上、ご来院ください。
東洋医学の黎明流鍼灸治療は効果絶大です。
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黎明(レイメイ)総合院(鍼灸・接骨・整骨)
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