数年前に通院していたことがある、50代の女性の患者さんは久々に来院され、昼間から空咳が出始め就寝時や起床時にひどくなるようで「先生何とかしてくれませんか」と両目からSOSを発信しています。特にベッドに入ってから寝付くまでの間、空咳で隣にいる旦那さんから舌打ちをされる始末で、夫婦間であっても気兼ねして相当なストレスを感じているようです。
気管支は自律神経の影響を受けて縮んだり、拡がったりします。また咳がいったん出始めると止まらなくなるのは、気管支の収縮がさらなる刺激となって連鎖反応が起きてしまうからで、ひどい時には数分間も続いたり、時には呼吸困難に陥る場合もあります。
しかし、この患者さんはどうも違うようです。まず最初に脈をとり、当院独自の様々な診断法を用いて原因を探ってみたところ、どうも「
気の流れ」が悪く気がうまく流れないことによって起こる、「
気滞」が原因と判断しました。
「気滞」とは、喉に気が詰まっている状態で、喉に違和感があって空咳をすることです。
東洋医学では病気の状態を診断する「
気・血・水」
という理論があります。疾病が進行するとこの「
気・血・水」の循環に不調が現れていないかを判断して治療に生かさなければなりません。
患者さんには、これは東洋医学では「
梅核気(ばいかくき)」と言って、気がうまく流れないことによって起こる疾患で、水分代謝の不良や瘀血(血流の流れが悪い)、過度の感情の変化等が原因として考えられますよと説明したところ、娘さんの家庭内の問題や、舅さんとの関係で悩んだりイライラが続き、相当なストレスを感じていました。それに合わせて空咳も多くなったような気がしますと納得されていました。
早速、手と足に2本ずつ鍼を打って15分程置針した後、粘膜に関わる穴(ツボ)に短めの鍼を数本打って(もちろん痛みは感じません)治療を終了しました。帰り際に、先生とても不思議です。あんなに苦しんでいたのに、こうも簡単に治ってしまうなんて・・・と言いながら笑顔で帰られました。
新鍼法「札幌黎明流」の鍼灸治療は
空咳や
咳が止まらない等の症状の他、
気管支炎や喘息も1度の治療で完治させることが出来ます。大体5分くらいで効き始め
10~15分ですべての症状を消失させ、
完治させることが可能です。(また、鍼治療が初めての方でも痛みを感じることなく治療を受けられますので、ご安心ください。)
上記疾患で悩み苦しまれている方は、ぜひ、お電話でご予約の上、ご来院ください。
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黎明(レイメイ)総合院(鍼灸・接骨・整骨)
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