関節リウマチの原因は現代医学でもはっきりとわかっていませんが、
東洋医学では「
脾証」といって
風邪(ふうじゃ)、
湿邪(しつじゃ)、
寒邪(かんじゃ)などの
病邪(びょうじゃ)によって起るとされています。病邪によって症状は異なり、風邪は痛みがあちこちに移動するものととらえられ、寒邪は特定の部位に強い痛みが起こるもの、また湿邪は痛みと体のだるさが起るものと考えられています。
これらが複合する場合もあり、重なるほど症状は重くなります。
東洋医学の
臨床治療家はこれらの東洋医学的な理論を踏まえて
現代医学との融合をはかり、患者さんの治療にあたらなければなりません。
関節リウマチは炎症性関節炎のひとつで、関節が炎症を起こすため、関節に腫れと痛みが生じて、しばしば関節の軟骨や骨の破壊を伴う疾患です。関節の変形や脱臼もみられ、日常生活や仕事に支障が出て、生活するうえで機能障害で苦しめられます。
関節リウマチは30~50歳代の女性に多く、女性は男性の4~6倍多く発症します。
日本では、関節リウマチの患者数は70万人と言われており、どの年齢層でも起こる可能性があります。関節リウマチの正確な原因は不明なのですが、いちおう自己免疫疾患であると考えられています。
病院や整形外科では、関節リウマチの進行度を関節破壊と機能障害の程度から判定します。だいたい4段階のステージに分類されます。
ステージ1(
初期)はX線検査で骨、軟骨の破壊がない状態。
ステージ2(
中等期)は軟骨が薄くなり、関節の隙間が狭くなっているが、骨の破壊はない状態。
ステージ3(
高度進行期)は骨、軟骨に破壊が生じた状態。
ステージ4(
末期)関節が破壊され、動かなくなってしまった状態。
関節リウマチの
炎症が始まる
発症部位(初期)の
多い順は以下の関節です。
手や手首・手の指、足・足の指、膝、肩、肘、足首、股関節などです。
ステロイドホルモンや消炎鎮痛剤の投薬治療で思うような結果が出ず、指や手首の変形が進み、身体の機能が著しく障害された場合は、下記の手術が必要となる恐れもあります。
❶ 関節形成術 ❷ 人工関節置換術
❸ 関節固定術 ❹ 腱損傷の手術
など
病院などの医療機関で関節リウマチ(初期的)の治療を行っていて、体質的や免疫力の問題で良い結果がみられないことで東洋医学(漢方)の鍼灸治療を望まれる方が当院へ来院されます。
【
新鍼法黎明流】黎明総合院の
関節リウマチの治療は、炎症部位の痛みを1日でも早く取り除き、
免疫力強化を
重点に置いて治療をスタートいたします。
また、様々な随伴症状(熱感、血流障害、ホルモン調整)などを並行して治療を行い
「治る身体
」に導いて行きます。
関節リウマチは、灸治療が有効であるため、自宅でも行えるように指導も致します。
東洋医学(漢方)の鍼灸治療は副作用や習慣性もなく、
最も有効で
効果のある
治療法です。この疾患で悩み苦しまれている方は、お電話でご予約の上、ご来院ください。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
黎明(レイメイ)総合院(整骨・鍼灸)
http://reimeisougouin.sakura.ne.jp/
住所:〒007-0835
北海道札幌市東区北三十五条東15-1-17 オーシャンビル1F
各種クレジットカード・銀聯・PayPay取扱い
TEL:011-704-7171
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇