毎月一人か二人は、のたうち回る激痛で当院へ来院される患者さんがおられます。いわゆる「
尿管結石」です。ほとんどの方は病院へ駆け込みますが、実は、
鍼灸治療で痛みを数分で消失させることが出来ます。
病院やクリニックで経過観察中(投薬含む)に治療を受けている患者さんでも、東洋医学(漢方)の治療と併用すると効果が著明に現れます。
東洋医学(漢方)では、冒頭で述べたように2~3本の針で5分以内に激痛を止めることができます。また、尿管結石には
漢方薬の猪苓湯(ちょれいとう)が最も適しています。
尿管結石で手術を要しない場合には、
針治療や漢方薬治療が体にやさしく、現代医学(西洋医学)に負けず劣らずの治療効果が期待できます。
尿管結石の激痛は突然現れますが、長径10㎜未満であれば尿管結石の多くは自然排石が期待できるため、多くの病院では経過観察を行います。しかし結石が尿管に下降すると激痛・嘔吐・冷や汗を伴って腰背部やわき腹に強烈な痛みを発症します。一方、結石でも尿管の途中で引っかかってしまって、尿の閉塞や感染がなければ無症状のこともあります。
原因としては遺伝要因に食生活など生活習慣、それに環境要因が重なり発症するものと考えられます。日本では、上部尿管結石(尿管総腸骨動脈交差部)は95%、下部尿路結石(膀胱結石・前立腺結石・尿道結石)は5%ぐらいと言われています。
結石が自然に排出されず、閉塞や感染によって腎機能が障害されそうな場合には、結石に衝撃波を照射したり内視鏡を用いたレーザー手術が現代医学の主流となっています。
ともかく尿は、体にとって不要な老廃物なので結石が大きかったり量が多いと尿路を完全にふさぎ、尿が排出されずに体の中に留まって腎臓にも相当なダメージを与えてしまいます。ひどい状態になると、尿毒症という危険な症状になることもあり、この疾患は特に注意しなければなりません。
高橋院長による鍼施術
【
新鍼法黎明流】
黎明総合院の
尿管結石の
鍼灸治療は、長年の研究と数多くの臨床経験によって構築した画期的な効果をもたらすものです。また、当院独自の検査法を用いて多彩な病状の原因を見出し、ひとり一人に合わせた的確な鍼灸処置法を行い
「治る身体」に導いて行きます。現代医学の投薬治療の副作用や習慣性を避けて、東洋医学(漢方)の鍼灸治療や漢方薬治療を希望される方が最近多くなっています。
当院では、10㎜以下の結石や経過観察中に痛みを発症した患者さんを対象としておりますが、
針治療や漢方薬の併用によって治療後、数日~2週間前後で排石される患者さんも多くみられます。上記疾患で悩み苦しまれている方は、お電話でご予約の上、ご来院ください。
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黎明(レイメイ)総合院(鍼灸・整骨)
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