某日、午前と午後に声が出にくい若い女性の患者さんが二名来院されました。お二人は病院で
声帯麻痺と診断され、音声リハビリや投薬治療を継続したにもかかわらず、改善がみられなかったので、いよいよ困ってしまい「何とか治してください」と声にならないつぶれた声で必死に訴えています。
結論を先に申しあげますと、ひとりは運よく
2週間(4回の治療)で、もうひとりは初診から
40日間(12回の治療)で完治しました。
黎明流の新治療法、声帯麻痺の鍼灸治療はどこよりも早い完治が可能です。
黎明総合院 髙橋院長のセミナー風景
声帯麻痺は自然回復する場合と、しない場合があります。また、声帯麻痺の原因は様々な疾患が考えられ、甲状腺がん、食道がん、肺がん、大動脈瘤、脳疾患、頸部腫瘍などの術後性麻痺の他、原因不明の麻痺もあります。声帯が麻痺すると息が漏れるような声
(気息性嗄声)やガラガラ声
(粗造性嗄声)になります。
麻痺の原因が何であれ、日常生活に相当な影響を受けてしまうので、早期な治療と早期な改善が求められます。
お二人の様に声を失う精神的苦痛は計り知れません。なかには気分が落ち込み、引きこもりになるケースもあります。
嗄声(声枯れ)や声帯麻痺は、のど以外に原因があることも少なくありません。例えば甲状腺機能低下症は甲状腺ホルモンが不足することで全身の代謝が低下する疾患で、症状の一つにむくみがありますが、声帯のヒダもむくんで重くなってしまい、低いガラガラ声になることもあります。その他、逆流性食道炎がある人は胃酸が喉まで逆流して、声帯が炎症を起こして声が出にくくなることがあります。
声帯は息を吸うときは空気を肺に取り込むため、左右の声帯は外側に広がり、声を出すときは声帯を振動させる為に内側によります。声帯が振動するには、左右の声帯の間に隙間がほとんどない状態になることが必要です。
冒頭で述べた二名のうち36歳の女性は、当院に来院する二か月前に人間関係で深いショックを受け、突発的に声が出にくくなり、病院では自律神経失調症と診断されたそうです。漢方薬と言語聴覚士による発声訓練を行っていたそうですが、症状の改善がみられないどころか増悪した為、東洋医学に藁をも掴む思いで来られたとの事でした。
もう一人の28歳の教師は1年前にひどい風邪を引いてしまい風邪が治っても声だけが出にくくなってしまい、大きな病院で検査をしてもらったところ、左の声帯麻痺と診断されたそうです。そして来院する約2か月前には声がさらに出にくくなってしまい、再度病院で検査すると右の声帯にも麻痺症状がみられると言われ、相当なショックとストレスでこの先どうしようかと悩み、当院のホームページを見て来院されたとの事でした。
お二人とも時間をかけて診察をしたところ、
水滞(体質的に水分代謝がよくない状態)と
骨盤部内臓の虚血(血流障害)が著しく、
自律神経失調症に大いに関与していると思われたので、血流と水分代謝の治療も同時並行して自律神経調整を行ったところ、完治に導くことが出来ました。
最近は、人間関係や職場及び家庭内で相当なストレスを感じて生活している方が多くおられますが、それらの生活習慣から上記で述べたように水滞や血流障害が起因となって声帯麻痺を起こすようです。
【
新鍼法黎明流】
黎明総合院の
声枯れや、声帯麻痺の鍼灸治療は、長年の研究と数多くの臨床経験によって構築した画期的な効果をもたらすものです。また、当院独自の検査法を用いて多彩な病状の原因を見出し、ひとり一人に合わせた的確な鍼灸処置法を行い
「治る身体」に導いて行きます。投薬治療の副作用や習慣性を避けて、東洋医学(漢方)の鍼灸治療を希望される方が最近多くなっています。
たくさんの方が、声帯麻痺が早期に治り元気になられておりますので、上記疾患で悩み苦しまれている方は、お電話でご予約の上、ご来院ください。
東洋医学の黎明流・鍼灸治療は効果絶大です
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黎明(レイメイ)総合院(鍼灸・整骨)
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